2016年05月15日
甲府2りんかん グロムオイル交換 作業編
こんにちは甲府2りんかん鶴田です
休みを利用して御殿場に遊びに行きましたが途中の峠が
霧が濃く非常に怖い思いをしました

写真だと先が見えているのですが、実際は5メートル先も
見えない状況でした
皆さんも峠道の濃霧には気を付けてください。
さて、今回の本題ですが、予定では自宅でオイル交換を
やる予定でしたが事情があり出来なくなってしまったの
で当店のピットで行いました〜
まず今回使用したオイルですが、レプソルモト4Tシンセテ
ィックを使用しました。純正指定のオイル粘度は10W30
ですが、夏の暑さを見越して10W40の少し固いオイルを
選択してみました。
余談ではありますが、ウルトラシリーズ同様レプソルのオ
イルもホンダの純正オイルに指定されています。

このオイルにはふたを開けると↓こんな感じののノズルと

オイルゲージが側面に付いておりジョッキを使わなくても
オイルを適量注げる便利仕様になっています

オイルをまずは車体の下に受けを置いて抜きます。
メンテナンススタンドを使用し車体を垂直に起こした状
態で作業を行いましょう。
ドレインボルトを舐めないようにモンキーレンチやスパナ
―等ではなくメガネレンチを使った方がよいです。

抜いたオイルです。
オイルを抜く前は5分程度暖気をさせるとオイルがやわ
らかくなります。
新車購入から1000キロ近く走ったので、かなり汚れて
います。
オイルを抜いたらドレインボルトをしめなおします。
グロムの純正ドレインの締め付けトルクは24N-mです。

ドレインボルトを締めこむときはトルクレンチを使用すると
しっかりと適正の力でボルトを締めこめます
ボルトの締め付けが弱いとボルトが脱落しオイルによるリ
ヤタイヤのスリップ、締め付けが強すぎるとエンジンにダ
メージを与えてしまう恐れがあるので、十分に気を付けて
作業をしてください。

車体とドレインボルトの間に挟まっているワッシャーも交換
を忘れてしまうと、オイル漏れの原因になりますので注意
です
最後に新しいオイルを注ぎます。
グロムのオイル量は0.9Lですが、フィラーキャップの先端に
オイルゲージが付いているのでそれを見ながら微調整をして
いきます。

フィラーキャップの根元に白くなったオイルが付いていますが
これはオイルの乳化といい水分と油が混ざった時に起きる現
象です。この状態になってしまうとオイルの正常な機能を果た
せなくなってしまいます。グロムは比較的オイルが乳化しやす
いので、普段乗り出す前によく暖気をして水分を飛ばしてあげ
ると、乳化を少し軽減できます。
あとは軽く暖気をしてオイルの量をオイルゲージで確認し適量
であれば作業完了です
オイルはバイクの血液のようなものです。定期的な交換がエン
ジン寿命を伸ばします
以上、鶴田でした

休みを利用して御殿場に遊びに行きましたが途中の峠が
霧が濃く非常に怖い思いをしました


写真だと先が見えているのですが、実際は5メートル先も
見えない状況でした

皆さんも峠道の濃霧には気を付けてください。
さて、今回の本題ですが、予定では自宅でオイル交換を
やる予定でしたが事情があり出来なくなってしまったの
で当店のピットで行いました〜
まず今回使用したオイルですが、レプソルモト4Tシンセテ
ィックを使用しました。純正指定のオイル粘度は10W30
ですが、夏の暑さを見越して10W40の少し固いオイルを
選択してみました。
余談ではありますが、ウルトラシリーズ同様レプソルのオ
イルもホンダの純正オイルに指定されています。

このオイルにはふたを開けると↓こんな感じののノズルと

オイルゲージが側面に付いておりジョッキを使わなくても
オイルを適量注げる便利仕様になっています


オイルをまずは車体の下に受けを置いて抜きます。
メンテナンススタンドを使用し車体を垂直に起こした状
態で作業を行いましょう。
ドレインボルトを舐めないようにモンキーレンチやスパナ
―等ではなくメガネレンチを使った方がよいです。

抜いたオイルです。
オイルを抜く前は5分程度暖気をさせるとオイルがやわ
らかくなります。
新車購入から1000キロ近く走ったので、かなり汚れて
います。
オイルを抜いたらドレインボルトをしめなおします。
グロムの純正ドレインの締め付けトルクは24N-mです。

ドレインボルトを締めこむときはトルクレンチを使用すると
しっかりと適正の力でボルトを締めこめます

ボルトの締め付けが弱いとボルトが脱落しオイルによるリ
ヤタイヤのスリップ、締め付けが強すぎるとエンジンにダ
メージを与えてしまう恐れがあるので、十分に気を付けて
作業をしてください。

車体とドレインボルトの間に挟まっているワッシャーも交換
を忘れてしまうと、オイル漏れの原因になりますので注意
です

最後に新しいオイルを注ぎます。
グロムのオイル量は0.9Lですが、フィラーキャップの先端に
オイルゲージが付いているのでそれを見ながら微調整をして
いきます。

フィラーキャップの根元に白くなったオイルが付いていますが
これはオイルの乳化といい水分と油が混ざった時に起きる現
象です。この状態になってしまうとオイルの正常な機能を果た
せなくなってしまいます。グロムは比較的オイルが乳化しやす
いので、普段乗り出す前によく暖気をして水分を飛ばしてあげ
ると、乳化を少し軽減できます。
あとは軽く暖気をしてオイルの量をオイルゲージで確認し適量
であれば作業完了です

オイルはバイクの血液のようなものです。定期的な交換がエン
ジン寿命を伸ばします

以上、鶴田でした
