２りんかんブログ:①何故、定期的にオイル交換をするのか①　解説編

2022年02月26日

上尾２りんかん　①何故、定期的にオイル交換をするのか①　解説編

車検・レンタルバイク・キーパーコーティング
でおなじみ、上尾２りんかん井上です。

少し文章が長くなりますが
お付き合い頂けますと幸いでございます。

近年バイク人口が増加しております。
それに伴いバイクのメンテナンスの内容が
わからない方も増加しております。

バイクにあまり詳しくないお客様とエンジンオイル交換の
お話をさせて頂きますと以下のようなお話を耳にします。

【バイク購入店の人に3000キロくらい走行したらエンジンオイル
　交換してください】
【エンジンオイル交換いつしたらいいかわからなくて、
　時間ができたのできました】
【友人にエンジンオイル交換してないのまずいといわれてきました】
【エンジンオイル交換ってなんでしょうか】
などなど

実はエンジンオイルには5つの作用
があります。

①潤滑作用
　エンジンの中身はほとんど金属です。
　金属のパーツをスムーズに動かす為には
　エンジンオイルは欠かせないものです。
　エンジンオイルが劣化すると潤滑作用
　が失われていき故障の原因となります。

②冷却作用
　燃料が激しく燃焼することで、エンジン内は高温になります。
　エンジンの過熱によるオーバーヒートや焼付きを
　防ぐためにエンジンオイルで冷却する
　必要があります。

　　
③密封作用
　ピストンの周りには、わずかではありますが隙間が
　存在しいますのでそこを塞ぐ働きがあります。
　塞ぐことによってエンジンを動かすのに必要な
　エネルギーを外部に漏らさないようにしています。

④洗浄作用
　エンジン内にはスラッジという汚れが発生します。
　エンジンオイルはスラッジなどの汚れカスを
　流しとっています。
　エンジンオイルが劣化していると、
　汚れが取り切れない・動作が悪くなる・音が出る・
　最悪の場合エンジンストップになる可能性
　もあります。

⑤防錆作用
　高温になるエンジン内部には、外部との温度差が大きくなること
　によって結露が発生し、金属でできたパーツに水分が付着して
　錆が生じます。
　エンジンオイルには、エンジン内に油膜を張って
　酸素をシャットアウトし、錆の発生を防ぐ効果
　があります。　

このようにエンジンオイルはエンジンに取って
無くてはならない存在なので定期的に
エンジンオイル交換をしなくてはなりません。

次にエンジンオイル交換の目安に
ついてなのですが

一般的に3000キロに１回の交換又は半年に１回の交換
2つの基準のうち、どちらか早いほうで交換するのが
望ましいと言われております。

エンジンオイルを交換しないでおくと、
オイルが劣化したり、適正なオイル量に
足りなくなって、バイクの調子が悪くなったり時には
エンジンが壊れる原因になります。

上記の写真は
左　未使用のエンジンオイル
右　約3000キロ前後走行したエンジンオイル

エンジンオイルの劣化は色のみで判断できるもの
ではないのですが、真っ黒に汚れているのはわかると思います。

また、半年間でほとんど走行していなくても
エンジンオイルは開封して空気に触れた瞬間から
劣化していきますので半年に１回の交換が
望ましいといわれています。

また、オイルフィルター交換の目安に
ついてなのですが

オイル交換２回に１回の交換が望ましいと言われております。

オイルフィルターはオイル内の汚れや不純物を
ろ過していますので交換しないで放置しておくと、
エンジンオイル交換をしても、オイルがすぐ汚れて
しまいます。

では、オイル交換するにはどうすれば
いいのかと思われている方

安心してください。

次のブログで２りんかんでの
お得なオイル交換をご紹介いたします。