2012年06月21日
南大沢2りんかん NSR250R その4 ステムベアリング交換
ちょっと暑くなっただけで汗だくに
なる おっさんの南大沢 かのう です

昔は汗なんてかかなかったのに
最近は後頭部にも汗をかきます
今日は王者 埼玉【熊谷】を抜き 最高気温
【八王子】がトップみたいですね
山が近いのに・・・・涼しいと聞いていたのに・・・・・
たまにはNSR250Rネタで
只今 MC28号 体の一部(部品)が入院中ですが
今とある事情で不動のMC21号から体の一部を
拝借して乗ってます
2年位前に
ハンドルのステムベアリングがやられて
ハンドルのセンターでカコカコはまるように
なってしまいそろそろ交換時期だなと
部品を取り寄せしました
そして
2年が経ちます


誰もが自分のNSRに乗った時に
「ステムベアリング逝ってますね」
って優しく教えてくれます
えぇ 気付いてます
そして
2年が経ちました


ブレーキでカコカコ言うようになって
しまったのでさすがに限界だろうと
言うことでかつて取り寄せたパーツを
掘り出し用意・・・・
南大沢の放課後にやるか
(帰るのに1時間OVER)
休みの日に 15分で付く和光でやるか・・・
(営業中は邪魔かなぁ・・・・)
・・・・放課後 残勉 に決めました
かつて入社まもない若かりし頃
一度NSRのステムベアリングをやった事が
あるのですが 半日掛っちゃいました
あれから皆さまから変態扱いされるまでに
成長した自分 ちょっとは早く終わるだろう
という 計算・・・・
そして 放課後・・・・・

ここまで で 30分かからず
未来バイクはこんな形で空を
飛べるんですかね・・・・・
フロントフォークを外して気付いたのですが
センターのひっかかりは尋常ではなく
良くこれでしばらく乗っていたな って感じ


外したステムがこれ・・・・・
グリスは固形化 ダストも噛んでヒドイ状態・・・
前回(15年前?) 一番 苦労した
このベアリング外し
前回は固着していて 叩いても叩いても
まったく取れなかった・・・・
今回も叩いても取れないだろうと
作戦をいろいろ練ってたのですが
叩いて取れちゃいました


なので画像はありません
苦戦ネタを色々書こうと思ったのですが・・・・

一番下のレース
新品と比べてみました!
さすがに摩耗痕がすごいですね・・・・・
そして
前回と違うのが打ち込み方法
前回はなんとモンキーでバッキンバッキン
叩いて入れちゃいました無知とは恐ろしい・・・
今回はちょっと工夫します

外したレースの内側をベルトサンダーで内径を広げます
ステム中心 根元まで抵抗なく入るくらいに
ガンガン削ります結構適当に
そうしたら新品ベアリングレースと同寸の
打ち込み用カラーができちゃいます
それを

いらないパイプを使って叩いて入れます
油圧プレスがありますが そこまでこだわりはいらないでしょう
今回は2号(ニシザワ)提供の
NSRインナーチューブを使いました
これがまた計算されたみたいに
外形がピッタリなんですっ


ダストシールが手で動かなくなるくらいまで
打ち込んだらOKです
ここまで 超スムーズに作業が進みました
後はフレーム側のレース2個を
外しますがここは記事にしなくて
いいくらい簡単なので割愛 っす
内側からコンコン叩けば取れますし
Bigな外形が合うソケットで打ち込みます
純正特殊工具の設定がありますが
自分はあまり必要性を感じません
2年も放置したくせに
組み付ける際のベアリングは
洗浄 → ZOIL → グリスアップ
とちょっとコダワリます
固形化 ダスト噛み噛みだったくせに
組み付けるベアリングはチリひとつ
許せません
なんとでも言ってください

動きがスムーズ過ぎて笑えます
トップスレッド(一番上のナット)のトルクは超重要
ここのトルクひとつでハンドリングが
かなり変わります
レーサーを受け持つショップは
独自のノウハウ(トルク)を持ってます
当然そんなのは自分は持ってないですし
待ち乗り君なので 純正トルク(2.5Kg)
でしめます そのうち

ぺぺっと 足回りを付けて完成です
途中 途中 気になる所が沢山で
脱線してしまい 結局3時間半かかりました
インナーチューブ磨いたり汚れとったりとかね・・・・・
帰り道の1時間ちょい楽しんで
帰ったのは言うまでもありません
夕飯食べて寝たのは明るくなってきた
頃です
でも大きな仕事を終え
充実感たっぷりです
次の日休みですし
エンジンばかりこだわって足回りには
そうとう無頓着な自分です
しつこいようですが 追加で
こんなヒドイ状態のステムベアリングは
そんなにお目にかかれないですし
洗浄して検証してみました

アンダー(下)に比べトップ(上)は全然
摩耗が見られません
摩耗痕もないですしスムーズに回ります
対して

アンダー(下)は目も当てられません
ガタはすごいしスムーズに回らないし
引っかかるし 笑えてきます
なにが一番笑えるって

進行方向側の最下層のレースが摩耗しすぎて
中心がかなりずれてます


写真でいうと下が進行方向ですね
ブレーキをかけた時の荷重で
進行方向だけ摩耗したんですね
医者の不養生とは良く言ったもので
構造を良く理解してる自分は
結構パーツを限界まで使っちゃいます
それにしても今回は使い過ぎ
長距離通勤・・・パーツの消耗が激しい
のでこんなブログが続くと思います
なる おっさんの南大沢 かのう です


昔は汗なんてかかなかったのに
最近は後頭部にも汗をかきます

今日は王者 埼玉【熊谷】を抜き 最高気温
【八王子】がトップみたいですね

山が近いのに・・・・涼しいと聞いていたのに・・・・・
たまにはNSR250Rネタで

只今 MC28号 体の一部(部品)が入院中ですが
今とある事情で不動のMC21号から体の一部を
拝借して乗ってます

2年位前に
ハンドルのステムベアリングがやられて
ハンドルのセンターでカコカコはまるように
なってしまいそろそろ交換時期だなと
部品を取り寄せしました

そして
2年が経ちます



誰もが自分のNSRに乗った時に
「ステムベアリング逝ってますね」
って優しく教えてくれます

えぇ 気付いてます

そして
2年が経ちました



ブレーキでカコカコ言うようになって
しまったのでさすがに限界だろうと
言うことでかつて取り寄せたパーツを
掘り出し用意・・・・
南大沢の放課後にやるか
(帰るのに1時間OVER)
休みの日に 15分で付く和光でやるか・・・
(営業中は邪魔かなぁ・・・・)
・・・・放課後 残勉 に決めました

かつて入社まもない若かりし頃
一度NSRのステムベアリングをやった事が
あるのですが 半日掛っちゃいました

あれから皆さまから変態扱いされるまでに
成長した自分 ちょっとは早く終わるだろう
という 計算・・・・
そして 放課後・・・・・

ここまで で 30分かからず

未来バイクはこんな形で空を
飛べるんですかね・・・・・
フロントフォークを外して気付いたのですが
センターのひっかかりは尋常ではなく
良くこれでしばらく乗っていたな って感じ



外したステムがこれ・・・・・
グリスは固形化 ダストも噛んでヒドイ状態・・・
前回(15年前?) 一番 苦労した
このベアリング外し

前回は固着していて 叩いても叩いても
まったく取れなかった・・・・
今回も叩いても取れないだろうと
作戦をいろいろ練ってたのですが
叩いて取れちゃいました



なので画像はありません

苦戦ネタを色々書こうと思ったのですが・・・・

一番下のレース
新品と比べてみました!
さすがに摩耗痕がすごいですね・・・・・
そして
前回と違うのが打ち込み方法

前回はなんとモンキーでバッキンバッキン
叩いて入れちゃいました無知とは恐ろしい・・・
今回はちょっと工夫します


外したレースの内側をベルトサンダーで内径を広げます

ステム中心 根元まで抵抗なく入るくらいに
ガンガン削ります

そうしたら新品ベアリングレースと同寸の
打ち込み用カラーができちゃいます

それを

いらないパイプを使って叩いて入れます

油圧プレスがありますが そこまでこだわりはいらないでしょう

今回は2号(ニシザワ)提供の
NSRインナーチューブを使いました

これがまた計算されたみたいに
外形がピッタリなんですっ



ダストシールが手で動かなくなるくらいまで
打ち込んだらOKです

ここまで 超スムーズに作業が進みました

後はフレーム側のレース2個を
外しますがここは記事にしなくて
いいくらい簡単なので割愛 っす

内側からコンコン叩けば取れますし
Bigな外形が合うソケットで打ち込みます

純正特殊工具の設定がありますが
自分はあまり必要性を感じません

2年も放置したくせに
組み付ける際のベアリングは
洗浄 → ZOIL → グリスアップ
とちょっとコダワリます

固形化 ダスト噛み噛みだったくせに
組み付けるベアリングはチリひとつ
許せません


動きがスムーズ過ぎて笑えます

トップスレッド(一番上のナット)のトルクは超重要

ここのトルクひとつでハンドリングが
かなり変わります

レーサーを受け持つショップは
独自のノウハウ(トルク)を持ってます

当然そんなのは自分は持ってないですし
待ち乗り君なので 純正トルク(2.5Kg)
でしめます そのうち

ぺぺっと 足回りを付けて完成です

途中 途中 気になる所が沢山で
脱線してしまい 結局3時間半かかりました

インナーチューブ磨いたり汚れとったりとかね・・・・・
帰り道の1時間ちょい楽しんで
帰ったのは言うまでもありません

夕飯食べて寝たのは明るくなってきた
頃です

充実感たっぷりです

エンジンばかりこだわって足回りには
そうとう無頓着な自分です

しつこいようですが 追加で

こんなヒドイ状態のステムベアリングは
そんなにお目にかかれないですし

洗浄して検証してみました


アンダー(下)に比べトップ(上)は全然
摩耗が見られません

摩耗痕もないですしスムーズに回ります

対して

アンダー(下)は目も当てられません

ガタはすごいしスムーズに回らないし
引っかかるし 笑えてきます

なにが一番笑えるって

進行方向側の最下層のレースが摩耗しすぎて
中心がかなりずれてます



写真でいうと下が進行方向ですね

ブレーキをかけた時の荷重で
進行方向だけ摩耗したんですね

医者の不養生とは良く言ったもので
構造を良く理解してる自分は
結構パーツを限界まで使っちゃいます

それにしても今回は使い過ぎ

長距離通勤・・・パーツの消耗が激しい
のでこんなブログが続くと思います
