２りんかんブログ:【東静岡２りんかん】意外と知らない積載のルール

2024年11月11日

東静岡２りんかん　【東静岡２りんかん】意外と知らない積載のルール

ども、久々登場の杉山です（・◇・）ゞ

昨今のキャンプブームでリヤに荷物モリモリな車両をよく見かける様になりましたが、実はバイクにも積載のルールがあるのをご存知ですか

積めるだけ積んでもOKでは無いんです

罰則により罰金が課せられたりと、知らなかったでは済まされない道路交通法で定められた基準があるんですよ

まず積載物の長さは、乗車装置または積載装置からプラス30cmまでと規定されてます。

乗車装置とは、シートやステップの事です。
積載装置とは荷台【キャリア】に加え、パニアケースやリアボックス、タンクバッグ、サイドバッグなど、道路運送車両の保安基準に適合したものの事です。

左右合わせて30㎝までとありますが、原則は片側15cmまでです。
たとえば、右側が15cm以内に収まっていても、左側が15cmを超えていれば、合計が30㎝以内でも違反の対象となる可能性もあります。

そして、積載物の高さは地上から2m以内に収まっていなければなりません。
ここで勘違いしやすいのが、荷台からではなく地面から測って2mまでなので、間違えないようにして下さい

ここまでのおさらいとして…
・長さは乗車装置または積載装置からプラス30cmまで
・積載物の高さは地上から2m以内に収まっている事

大切な事なので、覚えておきましょう

さて、続いては、積載物の重量制限です。
・50cc以下の原付は30kg以内の重さまで。
・51cc以上の自動二輪は60kg以内の重さまで。
と決められています。
実は、125ccクラスのバイクと1000cc以上の大型バイクでも、積載制限が同じなんです

ビックリですよね

そして、積載制限基準にオーバーしたらどうなるのかですが…
これらの積載制限をオーバーした状態で走行した場合は、道路交通法で定められた「積載物大きさ制限超過違反」に該当します。
違反点数1点に加え、二輪車は反則金6000円
原付は反則金5000円の罰則が科せられます。

こちらは、知らなかったでは済まされませんので、必ず覚えておきましょう。

因みに、スクーターの足置き部分に荷物を置いた場合も違反になります。
【転落等防止措置義務違反】という違反になり、上記積載違反と同様の罰則があります。

スクーター乗りの方は、割とやりがちな事だと思いますが、実は違反になるので、気をつけましょう

文章だけだとわかりにくいので、まとめるとこんな感じです。