2019年08月02日
和光2りんかん 【超希少】 国内にまだ10台位? PCX150ハイブリッド インドネシア仕様!詳細説明!【和光】
和光2りんかん チューニングパーツ担当
& パワーチェック担当 の かのう です
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【PCX125&150ブログ 過去記事】
No.1 日本最強のPCX125
No.2 PCX祭 開催レポート1
No.3 PCX祭 開催レポート2
No.4 PCX祭 開催レポート3
No.5 PCX170 Fiセッティング
No.6 Fiセッティング 2台
No.7 PCX150 Fiセッティング
No.8 超!カスタム車1−1
No.9 ミニスクーター祭り2016
No.10 13インチホイール
No.11 Fiセッティング 3台
No.12 塗装BREMBO!!
No.13 塗装BREMBOその2!
No.14 13インチホイール その2
No.15 PCX大集合の日
No.16 超!カスタム車2−1
No.17 BERINGER!3台
No.18 JOSHO-1 SUBITOプーリー発売!
No.19 JOSHO-1 SUBITOプーリー装着!
No.20 超カスタム車1−2
No.21 Fiセッティング詳細説明!
No.22 駐車場崩壊・・・ミニスク祭2018
No.23 PCXエレクトリック[EV車]来店
※クリック or タップすると過去リンクに飛べます
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今回は日本では非常に希少で珍しい
PCX150のお話です

和光2りんかんブログで頻繁に紹介していた
フルカスタムKF18 PCX150

頻繁に頻繁にご来店頂くお客様ですので
和光2りんかんに来店されるお客様は
1度は見たことがある方がいらっしゃる
のではないでしょうか
こちらのオーナー様ですが2018年に
新型PCXが発売された後 ずっと
乗り換えを検討されていました
上記過去リンクのNO22のミニスク祭り
2018で新型PCXがサプライズゲスト
で登場したのが・・・えーと・・・去年の
4月の話だったんですね・・・
まだ発売からそれしか経っていない
ことにちょっとびっくり
和光2りんかんでは毎日毎日見る
車両ですのでもう2年くらい経って
いるような感覚なのですが
そんな新型PCXが日本で発売される前から
当然オーナー様とチェックをしていました
最初の発表はPCX125とPCX150
そしてハイブリッドとエレクトリック

この4台が出るという情報でした
最初の海外のホンダの発表はリヤディスク
ブレーキの発表でしたが日本での発売は
ドラム仕様に変わってしまってました
インドネシア仕様のみリヤディスクブレーキと
いうことが後々わかりました
タイやマレーシア・ベトナム仕様はリヤがドラム
ブレーキ
日本仕様もリヤがドラムブレーキです
なぜ販売国によって仕様を変えるのか
という事情はよく分かりません

色々KF18 PCX150オーナー様と話を
詰めていく中で どうやらインドネシア仕様は
リヤディスク&150ハイブリッドという夢の
様なPCXが存在するらしいと言う事を知り
どうにかその車両が手に入らないかと
言う事になりました
11月に輸入ができるかもという
情報が・・・・
年末に輸入ができるかもという
情報が・・・
4月に・・・
GW明け???・・・
おーーーい・・・
どうやら現地インドネシアでも希少で
取り合いをしているらしく!なかなか
現地でも手に入らない劇レアバイクの
様でして。。。。

去年(2018年末)に手に入っているとの
想定でしたので当店にはもう数十万円の
カスタムパーツが待機・・・・

バイクは無いのですが


でも納期がとてつもなくかかるパーツ
ばかりですのでそれはそれで

そしてついに!!!!
どーん!

納車されました!!!!!
今回バイクの手配をして頂いたのは
オートサロンオギヤマ様
http://ogiyama.co.jp/
そして半年以上希少なPCXを探し続けて
頂いたアルカディアさん!!!
アルカディアインタートレード様
http://www.bp-arcadia-it.jp/
とても感謝いたします


『なんでオーナーでもなんでもない
オマエが感謝してんの?』 と
言われるかも知れませんが
上記のKF18 PCX150は数年かけて
和光2りんかんで作り上げた至高の
一台なんです


オーナー様が新型に乗り換えをされる
のは少し寂しい気持ちもあります
ネジ1本1本こだわって来ましたので

という事でオーナー様はもちろん一緒に
作り上げていく和光2りんかんにも!!
非常に重要な車両なのです


KF18 PCX150の紹介の
ブログはこちらです
No.20 超カスタム車1−2
カスタムパーツは数えきれない位
ペイント・メッキ・アルマイト・・・
相談の時間・カスタムに要した時間は
相当なものです

駆動系も色々やってきましたし
エニグマのFiセッティングもワタクシ
頑張りました


時間をかけ百数十万円のカスタムを
施したPCXからフルノーマルに
乗り換えてしまうのは こちらも
とても複雑な気持ちですが
今回乗り換えるこちらの車両は
日本にまだ10台位しか存在しない
とても強烈なPCX150なので
相手にとって不足はありません



と言いながら一番 最初のカスタムで
まさかの事態が起こってしまうとは
納車初日には思っても見なかった事
まだ日本でどこもカスタム情報を
出していないPCX150HB
これからも色々起きそうです

今回も紹介動画を作ってみました

お客様に頼まれている訳でもなく
数時間かけて作っても1円も入って
こないのですが
YOUTUBEは海外の人も見て
頂いているのと日本の皆様に情報
発信の為だけに頑張っております

『ブログ見ましたよ〜
』
『動画見ましたよ〜
』
が自分のユウイツのモチベーションですので
お会いした時は一言お待ちしております
いやぁ 今回の動画は時間がかかった・・・
2りんかんFACEBOOKに先行で
動画のみ投稿しましたが!
時間をかけて作った甲斐がありとても
周りから高評価を頂きました

最後の方に色々な組み合わせで
【パワーグラフの比較】をのせてます
比べてみると非常に面白い
ぜひ見てみて下さい

どうでしょうか?まだ完全フルノーマルです
日本に10台位 何を調べても情報はありませんし
パーツリストすら見れないマシンなので今後
どのようなカスタムができるかわかりませんが
更に速くなったらどうなるのでしょうか?
非常に楽しみな1台です


PCX日本一を目指すショップとしては
ガツガツ貪欲にやっていきます

NSRだけじゃないぞ! ボソ
以下は詳細説明です


PCX150 ハイブリッド
リヤディスクブレーキ仕様に
興味がある方だけお読みいた
だければと思います


動画にも記載しましたがスクリーンに
ある3本のボルトはナンバープレートを
とめるためのボルトです

現地インドネシアではフロントにも少々
大き目なナンバープレートの装着義務が
あるようです

日本は後ろだけで良かった


日本にはPCX125ハイブリッドが
あるので外装は珍しくありません
駐車場に1日 置いておいても誰もこの
劇レアなPCXに気付いてくれません

よく見ないとリヤがディスクブレーキ
とは分からないので素通りされる方の
方が多いです


主張するわけでもなくチラッと
リヤディスクが見えております

近づくとディスク仕様と言う事がわかり
ますがやはり目立ちはしません

日本では正規販売されていない150の
ハイブリッド
そしてインドネシアしか
存在しないリヤディスク仕様

ホイールはリヤディスク仕様専用品です
スイングアームも当然キャリパーが着くように
なっておりますのでディスク仕様専用です


テールランプはハイブリッド専用品
通常はクリアレンズの奥はレッドですが
ハイブリッドはブルーです
えぇ それだけです


フロント周りは特に特殊な事はない
ですがあえて言えば125cc版
ハイブリッド(国内)と同じ足回りで
ABSが標準装備です
通常のPCXとはキャリパーが違うので
ブレーキパッドもABS車専用です
フロントフォークもABSのセンサーが
着くようになっているので専用品
フロントフォーク周りのカスタムが
今後の超重要課題になっております
ABSを生かしたままFフォーク
交換が実現するのか・・・?


後ろから見ても何も変わりませんが
メーターはハイブリッド専用品

説明は動画を見てください
ハイブリッド用のバッテリーにどれだけ
リアルタイムで充電しているかという
グラフと!モーターアシストをどれだけ
しているかというグラフ表示があります
ハイブリッド用のバッテリーの残量表示
もありますがオーナーさんいわく減る事は
殆どなくいつも満充電表示だそうです
ハイブリッドは燃費を稼ぐものではなく
加速をアシストするという機構

つまり アクセルを開けた時エンジンのパワー
にモーターのパワーがプラスされると言う
素敵なドーピング機構
しかしながらアシストの時間は
3秒
ゼロkmからの【発進時】や走行中アクセルを
戻し再び開けた時【再加速した時】にアシストが
入りモーターの高トルクがプラスされると言う物
モーターの特性上最高速を上げると言う物では
なく加速時 エンジン(内燃機)は低・中回転では
パワーが立ち上がるタイムラグが大きいので
低回転高トルクが得意なモーターでアシスト
するという仕組みです
ギヤ比だかモーターの特性を変えれば
最高速をアシストするモーターもでき
るのでしょうか???
3秒のアシストが終わると1秒かけて
ゆっくりと アシストのパワーを抜いて
いくので3秒経ったら急に加速が
落ちて嫌なフィーリングにならない
ようにチューニングされてます
ちなみにゼロ発進時や再加速時は
何回でもパワーアシストがかかる
ので数回だけしか使えない訳では
無いので勘違いなさらず
開けて閉じて開けて閉じてを繰り
返せばその度にパワーアシストが
毎回毎回かかります
ハイブリッド用バッテリーの残量が
あれば何回でもアシストされます
じゃぁ 3秒と言わず・・・・(笑)
発進時は軽量な車体で150ccで
なおかつハイブリッドなので

250cc並みの加速をします
と言う事で PCXオーナー様は
色々気になると思いますので
和光2りんかんブログらしく!!
パワーチェックの比較をして
グラフを公開しちゃいます
和光2りんかんブログはありがたい事に
ホンダ技研の社員様も見て下さっている方
が多いという事ですので

頑張っちゃいました




オーナー様がエンジン慣らしを数日で
完了されたのですぐにダイノマシンに
載せパワーグラフを取りました

そしてそして!
2018 KF30 ハイブリッド無しの
PCX150のフルノーマルのデータが
無くてどうしようかと思っていた所・・・
某雑誌社のご協力で















2018 PCX150フルノーマル車

お借りする事ができました

しかも和光2りんかんに持ってきて頂く
という なんたる贅沢。。。
ほんと頭が上がりません

某雑誌社さまありがとうございます
名前出して良かったのかな???(汗)
後は2014〜のKF18 PCX150の
データはタップリ有りますし比較のグラフを
沢山作っちゃいました

まずは!
---------------------------------------------------
●2018 PCX150ハイブリッド【KF31】
【改造なし フルノーマル車】
VS
●2018 PCX150ハイブリッド無【KF30】
【改造なし フルノーマル車】
---------------------------------------------------
の比較グラフです



グラフをご覧いただければ一目瞭然!
60km(ダイノマシン上) までハイブリッド
のパワーアシストが入り怒涛のパワー
3秒は短そうですが十分な時間です
その後はハイブリッド(青線)は少し落ち込み
ますがこれは変速のタイミングの話なので
落ち込むゾーンがハイブリッド無しのPCXと
比べて違うだけです
低速をハイブリッド・モーターで稼げる分
ギヤ比がロングなのでしょうか?最高速は
ハイブリッドの方が上です
しかしながらどちらもPCXお決まりの
【回転リミッター】が着いてますので
頭打ちになってしまいます

フルノーマル対決はこんなグラフです
再加速時のハイブリッドがどのような
アシストをするのかのグラフも取って
おけばよかったです
3秒経ったら戻して再加速なんてやったら
もっと速いでしょうか??

フルノーマルで中間が落ち込む特性なので
駆動系チューンしたらどこまで変わるの
でしょうか
駆動系チューン プラス
ハイブリッドのモーターのアシストが
入ればどんな加速をするのでしょうか

お次!
---------------------------------------------------
●2014 PCX150【KF18】
【改造なし フルノーマル車】
VS
●2018 PCX150ハイブリッド無【KF30】
【改造なし フルノーマル車】
---------------------------------------------------
の比較グラフです


2018 新型PCX150ですがハイブリッド
無しでも実は凄いんです

いつまで【新型】と言っていいかいつも
いつも迷いますが

内燃機はパワーに貢献するところはあまり
変わっていない(はず)ですが駆動系は
完全フルモデルチェンジで大径なものに
変わっています

大径化するためかケースも大きくなっていて
発進加速から最高速 今までで最高なものに
なっております
社外プーリーが要らないのでは?と言う位
新型PCXの駆動系は良いです

まだまだチューンの余地があるのかこれから
色々試して行くつもりです


新型でスロットルボディが変わっているの
ですがパワーアップに貢献しているのかは
分かっていません
良い駆動系になったとは言えこんなに
パワー差が出てしまう理由は謎です
とにかく新型PCXは先代と比べて段違いに
速く そして燃費も良いんです


お次は!
---------------------------------------------------
●2014 PCX150【KF18】
【改造なし フルノーマル車】
VS
●2014 PCX150【KF18】
【フルチューン車】
---------------------------------------------------
の比較グラフです


旧型PCX150同士の比較グラフです
参考までにと言う事で出したグラフです
フルノーマルのデータとフルチューン車の
パワーの比較です

エンジンのパワーが一緒でもスクーターは
CVTという自動変速なのでプーリー交換や
ドリブン側の変更でピークパワーの回転数
をうまく使えた方が馬力・パワーが出ている
グラフになります
もちろん実走行でも速いです
純正は乗りやすく燃費走行も考えられている
ため 速さだけを求めていません
対して比較のフルチューン車は燃費は度外視
速さだけを求めているKF18 PCX150です
かといって排気量は変わっていないですし
スロットルボディも純正ですので過去に
作って来たPCXの中では エンジンは
ライトな仕様だったりします
KF12のPCX150の方がスロットルボディは
拡大できましたし170cc化に簡単にできたので
パワーはかなり上げられたのですが
KF18はスロットルボディ問題があり思った
ようにパワーを上げる事ができません
KF18 PCX150でもフルチューンすれば
ここまで上がると言う比較グラフです
●JOSHO-1 SUBITOプーリーKIT
●ドクタープーリー ウェイトローラー
●REVENO 乾式多板クラッチKIT
●エムファクトリー BRADEマフラー
●ADIO エアクリーナー
この組み合わせでエニグマを装着し燃調を
セッティングしたマシンです
排気量を上げないチューンでは最強クラス
のパワーが出ていると思います


お次!
---------------------------------------------------
●2014 PCX150【KF18】
【改造なし フルノーマル車】
VS
●2018 PCX150ハイブリッド車【KF31】
【改造なし フルノーマル車】
---------------------------------------------------
の比較グラフです


上記で2014 vs 2018のグラフを
出しているのでハイブリッド車との比較は
要らないような気もしますが今回のブログ
の主役は150ハイブリッドなので

もはや同じバイクとは思えませんね
ハイブリッドのパワーアシストも凄いですが
新型PCX 良くなりすぎですって
テストコースで加速の比較動画でも
撮りたい所です


お次!
---------------------------------------------------
●2014 PCX150【KF18】
【フルチューン車】
VS
●2018 PCX150ハイブリッド車【KF31】
【改造なし フルノーマル車】
---------------------------------------------------
の比較グラフです


動画を作ってる時 このブログを書き始めた
時はこのグラフを出すつもりはなかったの
ですが自分的にも今まで超!時間をかけて
造ってきた最強クラスのKF18と比べたら
どんなグラフなのだろうと思いました
何しろ
フルチューンKF18 PCX150と
2018 PCX150ハイブリッドの
持ち主は一緒ですので
気兼ねなく比較のグラフが出せちゃいます
グラフを見てちょっとワタクシ複雑な
気持ちでもあったりします

PCX150ハイブリッド
中間の谷さえ
とってしまえば吸・排気・駆動系をチューン
したKF18とほぼ同じ加速になり
新型PCXは駆動系が大径化されているので
最高速付近がとても有利です
150ハイブリッド凄い
と思う反面
フルチューンしてきた車両がフルノーマル
に追いつかれそう って

先ほど書いたように新型PCXの駆動系は
ほんとに良くできているので

ノビシロがほとんどありません


駆動系のチューンを予定してますが
どれだけ発進加速を上げられるのか
中間の谷は解消できるのか
最高速付近のパワーは更に駆動系の
チューンで上げられるのか
苦戦しそうですが・・・頑張っていきます
日本に10台位?の希少車ですので
インターネットで調べても何も情報は
出てきません

探り探りやっていくしかありません
そんな中 先日 奇跡が




カスタムの為1台PITに入庫して
居たのですが なんともう一台 来店
買われたショップは一緒でオーナー様は
二人とも繋がっているので初対面では
ありませんが日本で10台くらいしか
居ないというウワサのPCX150の
ハイブリッド&リヤディスク仕様が
PITに2台入庫という奇跡


並べて写真を撮らせて頂きました


ETCの取り付けでPIT入庫との
事でした
という事で!
もう一台のPCXは早速 カスタムの為に
バラしていきます
PCX150ハイブリッド x リヤディスクは
ヘビーカスタムをするのは恐らく日本でウチが
初めての筈なので他に負けない様じゃんじゃん
情報をあげていきます
まぁ。。。情報発信したところで今の時点で
日本には10台位しか居ないウワサですので
参考にして下さる方が居ないという


メットインを外すと下にはハイブリッド
用のバッテリーが現れました
で で でかい・・・
まずは足もとからオシャレにして行きます
バラしてみてビックリしたのが

リヤディスク仕様のスイングアーム


超絶軽いです


色々と進化しているなと思いました


まずお目にかかる事はないと思いますが
リヤディスク仕様のケース内側
ドラム仕様のなごりがありますがディスク
仕様専用の設計になっております

国内PCXにどこまで移植すればリヤ
ディスク仕様にできるのかは謎です


さてさてまずはどんなカスタムが始まる
のでしょうか



今後もカスタム情報をレポートしていきます
パーツがなかなか 無くて・・・ トホホ
【和光2りんかん】
埼玉県和光市下新倉5−11−1
TEL 048−452−6290

& パワーチェック担当 の かのう です

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【PCX125&150ブログ 過去記事】
No.1 日本最強のPCX125
No.2 PCX祭 開催レポート1
No.3 PCX祭 開催レポート2
No.4 PCX祭 開催レポート3
No.5 PCX170 Fiセッティング
No.6 Fiセッティング 2台
No.7 PCX150 Fiセッティング
No.8 超!カスタム車1−1
No.9 ミニスクーター祭り2016
No.10 13インチホイール
No.11 Fiセッティング 3台
No.12 塗装BREMBO!!
No.13 塗装BREMBOその2!
No.14 13インチホイール その2
No.15 PCX大集合の日
No.16 超!カスタム車2−1
No.17 BERINGER!3台
No.18 JOSHO-1 SUBITOプーリー発売!
No.19 JOSHO-1 SUBITOプーリー装着!
No.20 超カスタム車1−2
No.21 Fiセッティング詳細説明!
No.22 駐車場崩壊・・・ミニスク祭2018
No.23 PCXエレクトリック[EV車]来店
※クリック or タップすると過去リンクに飛べます
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今回は日本では非常に希少で珍しい
PCX150のお話です


和光2りんかんブログで頻繁に紹介していた
フルカスタムKF18 PCX150


頻繁に頻繁にご来店頂くお客様ですので
和光2りんかんに来店されるお客様は
1度は見たことがある方がいらっしゃる
のではないでしょうか

こちらのオーナー様ですが2018年に
新型PCXが発売された後 ずっと
乗り換えを検討されていました

上記過去リンクのNO22のミニスク祭り
2018で新型PCXがサプライズゲスト
で登場したのが・・・えーと・・・去年の
4月の話だったんですね・・・
まだ発売からそれしか経っていない
ことにちょっとびっくり

和光2りんかんでは毎日毎日見る
車両ですのでもう2年くらい経って
いるような感覚なのですが

そんな新型PCXが日本で発売される前から
当然オーナー様とチェックをしていました

最初の発表はPCX125とPCX150
そしてハイブリッドとエレクトリック


この4台が出るという情報でした

最初の海外のホンダの発表はリヤディスク
ブレーキの発表でしたが日本での発売は
ドラム仕様に変わってしまってました

インドネシア仕様のみリヤディスクブレーキと
いうことが後々わかりました

タイやマレーシア・ベトナム仕様はリヤがドラム
ブレーキ

日本仕様もリヤがドラムブレーキです

なぜ販売国によって仕様を変えるのか
という事情はよく分かりません


色々KF18 PCX150オーナー様と話を
詰めていく中で どうやらインドネシア仕様は
リヤディスク&150ハイブリッドという夢の
様なPCXが存在するらしいと言う事を知り
どうにかその車両が手に入らないかと
言う事になりました

11月に輸入ができるかもという
情報が・・・・
年末に輸入ができるかもという
情報が・・・
4月に・・・
GW明け???・・・
おーーーい・・・
どうやら現地インドネシアでも希少で
取り合いをしているらしく!なかなか
現地でも手に入らない劇レアバイクの
様でして。。。。


去年(2018年末)に手に入っているとの
想定でしたので当店にはもう数十万円の
カスタムパーツが待機・・・・


バイクは無いのですが



でも納期がとてつもなくかかるパーツ
ばかりですのでそれはそれで


そしてついに!!!!
どーん!

納車されました!!!!!
今回バイクの手配をして頂いたのは
オートサロンオギヤマ様
http://ogiyama.co.jp/
そして半年以上希少なPCXを探し続けて
頂いたアルカディアさん!!!
アルカディアインタートレード様
http://www.bp-arcadia-it.jp/
とても感謝いたします



『なんでオーナーでもなんでもない
オマエが感謝してんの?』 と
言われるかも知れませんが

上記のKF18 PCX150は数年かけて
和光2りんかんで作り上げた至高の
一台なんです



オーナー様が新型に乗り換えをされる
のは少し寂しい気持ちもあります

ネジ1本1本こだわって来ましたので


という事でオーナー様はもちろん一緒に
作り上げていく和光2りんかんにも!!
非常に重要な車両なのです



KF18 PCX150の紹介の
ブログはこちらです

No.20 超カスタム車1−2
カスタムパーツは数えきれない位
ペイント・メッキ・アルマイト・・・
相談の時間・カスタムに要した時間は
相当なものです


駆動系も色々やってきましたし

エニグマのFiセッティングもワタクシ
頑張りました



時間をかけ百数十万円のカスタムを
施したPCXからフルノーマルに
乗り換えてしまうのは こちらも
とても複雑な気持ちですが

今回乗り換えるこちらの車両は

日本にまだ10台位しか存在しない
とても強烈なPCX150なので

相手にとって不足はありません




と言いながら一番 最初のカスタムで
まさかの事態が起こってしまうとは
納車初日には思っても見なかった事

まだ日本でどこもカスタム情報を
出していないPCX150HB

これからも色々起きそうです


今回も紹介動画を作ってみました


お客様に頼まれている訳でもなく
数時間かけて作っても1円も入って
こないのですが

YOUTUBEは海外の人も見て
頂いているのと日本の皆様に情報
発信の為だけに頑張っております


『ブログ見ましたよ〜


『動画見ましたよ〜


が自分のユウイツのモチベーションですので
お会いした時は一言お待ちしております

いやぁ 今回の動画は時間がかかった・・・

2りんかんFACEBOOKに先行で
動画のみ投稿しましたが!
時間をかけて作った甲斐がありとても
周りから高評価を頂きました


最後の方に色々な組み合わせで
【パワーグラフの比較】をのせてます

比べてみると非常に面白い

ぜひ見てみて下さい


どうでしょうか?まだ完全フルノーマルです

日本に10台位 何を調べても情報はありませんし
パーツリストすら見れないマシンなので今後
どのようなカスタムができるかわかりませんが
更に速くなったらどうなるのでしょうか?
非常に楽しみな1台です



PCX日本一を目指すショップとしては
ガツガツ貪欲にやっていきます


NSRだけじゃないぞ! ボソ
以下は詳細説明です



PCX150 ハイブリッド
リヤディスクブレーキ仕様に
興味がある方だけお読みいた
だければと思います



動画にも記載しましたがスクリーンに
ある3本のボルトはナンバープレートを
とめるためのボルトです


現地インドネシアではフロントにも少々
大き目なナンバープレートの装着義務が
あるようです


日本は後ろだけで良かった



日本にはPCX125ハイブリッドが
あるので外装は珍しくありません

駐車場に1日 置いておいても誰もこの
劇レアなPCXに気付いてくれません


よく見ないとリヤがディスクブレーキ
とは分からないので素通りされる方の
方が多いです



主張するわけでもなくチラッと
リヤディスクが見えております


近づくとディスク仕様と言う事がわかり
ますがやはり目立ちはしません


日本では正規販売されていない150の
ハイブリッド


存在しないリヤディスク仕様


ホイールはリヤディスク仕様専用品です

スイングアームも当然キャリパーが着くように
なっておりますのでディスク仕様専用です



テールランプはハイブリッド専用品

通常はクリアレンズの奥はレッドですが
ハイブリッドはブルーです

えぇ それだけです



フロント周りは特に特殊な事はない
ですがあえて言えば125cc版
ハイブリッド(国内)と同じ足回りで
ABSが標準装備です

通常のPCXとはキャリパーが違うので
ブレーキパッドもABS車専用です

フロントフォークもABSのセンサーが
着くようになっているので専用品

フロントフォーク周りのカスタムが
今後の超重要課題になっております

ABSを生かしたままFフォーク
交換が実現するのか・・・?


後ろから見ても何も変わりませんが
メーターはハイブリッド専用品


説明は動画を見てください

ハイブリッド用のバッテリーにどれだけ
リアルタイムで充電しているかという
グラフと!モーターアシストをどれだけ
しているかというグラフ表示があります

ハイブリッド用のバッテリーの残量表示
もありますがオーナーさんいわく減る事は
殆どなくいつも満充電表示だそうです

ハイブリッドは燃費を稼ぐものではなく
加速をアシストするという機構


つまり アクセルを開けた時エンジンのパワー
にモーターのパワーがプラスされると言う
素敵なドーピング機構

しかしながらアシストの時間は
3秒
ゼロkmからの【発進時】や走行中アクセルを
戻し再び開けた時【再加速した時】にアシストが
入りモーターの高トルクがプラスされると言う物

モーターの特性上最高速を上げると言う物では
なく加速時 エンジン(内燃機)は低・中回転では
パワーが立ち上がるタイムラグが大きいので
低回転高トルクが得意なモーターでアシスト
するという仕組みです

ギヤ比だかモーターの特性を変えれば
最高速をアシストするモーターもでき
るのでしょうか???
3秒のアシストが終わると1秒かけて
ゆっくりと アシストのパワーを抜いて
いくので3秒経ったら急に加速が
落ちて嫌なフィーリングにならない
ようにチューニングされてます

ちなみにゼロ発進時や再加速時は
何回でもパワーアシストがかかる
ので数回だけしか使えない訳では
無いので勘違いなさらず

開けて閉じて開けて閉じてを繰り
返せばその度にパワーアシストが
毎回毎回かかります

ハイブリッド用バッテリーの残量が
あれば何回でもアシストされます

じゃぁ 3秒と言わず・・・・(笑)
発進時は軽量な車体で150ccで
なおかつハイブリッドなので


250cc並みの加速をします

と言う事で PCXオーナー様は
色々気になると思いますので

和光2りんかんブログらしく!!
パワーチェックの比較をして
グラフを公開しちゃいます

和光2りんかんブログはありがたい事に
ホンダ技研の社員様も見て下さっている方
が多いという事ですので


頑張っちゃいました





オーナー様がエンジン慣らしを数日で
完了されたのですぐにダイノマシンに
載せパワーグラフを取りました


そしてそして!
2018 KF30 ハイブリッド無しの
PCX150のフルノーマルのデータが
無くてどうしようかと思っていた所・・・
某雑誌社のご協力で
















2018 PCX150フルノーマル車


お借りする事ができました


しかも和光2りんかんに持ってきて頂く
という なんたる贅沢。。。

ほんと頭が上がりません


某雑誌社さまありがとうございます

名前出して良かったのかな???(汗)
後は2014〜のKF18 PCX150の
データはタップリ有りますし比較のグラフを
沢山作っちゃいました


まずは!
---------------------------------------------------
●2018 PCX150ハイブリッド【KF31】
【改造なし フルノーマル車】
VS
●2018 PCX150ハイブリッド無【KF30】
【改造なし フルノーマル車】
---------------------------------------------------
の比較グラフです




グラフをご覧いただければ一目瞭然!
60km(ダイノマシン上) までハイブリッド
のパワーアシストが入り怒涛のパワー

3秒は短そうですが十分な時間です

その後はハイブリッド(青線)は少し落ち込み
ますがこれは変速のタイミングの話なので
落ち込むゾーンがハイブリッド無しのPCXと
比べて違うだけです

低速をハイブリッド・モーターで稼げる分
ギヤ比がロングなのでしょうか?最高速は
ハイブリッドの方が上です

しかしながらどちらもPCXお決まりの
【回転リミッター】が着いてますので
頭打ちになってしまいます


フルノーマル対決はこんなグラフです

再加速時のハイブリッドがどのような
アシストをするのかのグラフも取って
おけばよかったです

3秒経ったら戻して再加速なんてやったら
もっと速いでしょうか??


フルノーマルで中間が落ち込む特性なので
駆動系チューンしたらどこまで変わるの
でしょうか

ハイブリッドのモーターのアシストが
入ればどんな加速をするのでしょうか


お次!
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●2014 PCX150【KF18】
【改造なし フルノーマル車】
VS
●2018 PCX150ハイブリッド無【KF30】
【改造なし フルノーマル車】
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の比較グラフです



2018 新型PCX150ですがハイブリッド
無しでも実は凄いんです


いつまで【新型】と言っていいかいつも
いつも迷いますが


内燃機はパワーに貢献するところはあまり
変わっていない(はず)ですが駆動系は
完全フルモデルチェンジで大径なものに
変わっています


大径化するためかケースも大きくなっていて
発進加速から最高速 今までで最高なものに
なっております

社外プーリーが要らないのでは?と言う位
新型PCXの駆動系は良いです


まだまだチューンの余地があるのかこれから
色々試して行くつもりです



新型でスロットルボディが変わっているの
ですがパワーアップに貢献しているのかは
分かっていません

良い駆動系になったとは言えこんなに
パワー差が出てしまう理由は謎です

とにかく新型PCXは先代と比べて段違いに
速く そして燃費も良いんです



お次は!
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●2014 PCX150【KF18】
【改造なし フルノーマル車】
VS
●2014 PCX150【KF18】
【フルチューン車】
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の比較グラフです



旧型PCX150同士の比較グラフです

参考までにと言う事で出したグラフです

フルノーマルのデータとフルチューン車の
パワーの比較です


エンジンのパワーが一緒でもスクーターは
CVTという自動変速なのでプーリー交換や
ドリブン側の変更でピークパワーの回転数
をうまく使えた方が馬力・パワーが出ている
グラフになります

もちろん実走行でも速いです

純正は乗りやすく燃費走行も考えられている
ため 速さだけを求めていません

対して比較のフルチューン車は燃費は度外視

速さだけを求めているKF18 PCX150です

かといって排気量は変わっていないですし
スロットルボディも純正ですので過去に
作って来たPCXの中では エンジンは
ライトな仕様だったりします

KF12のPCX150の方がスロットルボディは
拡大できましたし170cc化に簡単にできたので
パワーはかなり上げられたのですが

KF18はスロットルボディ問題があり思った
ようにパワーを上げる事ができません

KF18 PCX150でもフルチューンすれば
ここまで上がると言う比較グラフです

●JOSHO-1 SUBITOプーリーKIT
●ドクタープーリー ウェイトローラー
●REVENO 乾式多板クラッチKIT
●エムファクトリー BRADEマフラー
●ADIO エアクリーナー
この組み合わせでエニグマを装着し燃調を
セッティングしたマシンです

排気量を上げないチューンでは最強クラス
のパワーが出ていると思います



お次!
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●2014 PCX150【KF18】
【改造なし フルノーマル車】
VS
●2018 PCX150ハイブリッド車【KF31】
【改造なし フルノーマル車】
---------------------------------------------------
の比較グラフです



上記で2014 vs 2018のグラフを
出しているのでハイブリッド車との比較は
要らないような気もしますが今回のブログ
の主役は150ハイブリッドなので


もはや同じバイクとは思えませんね

ハイブリッドのパワーアシストも凄いですが
新型PCX 良くなりすぎですって

テストコースで加速の比較動画でも
撮りたい所です



お次!
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●2014 PCX150【KF18】
【フルチューン車】
VS
●2018 PCX150ハイブリッド車【KF31】
【改造なし フルノーマル車】
---------------------------------------------------
の比較グラフです



動画を作ってる時 このブログを書き始めた
時はこのグラフを出すつもりはなかったの
ですが自分的にも今まで超!時間をかけて
造ってきた最強クラスのKF18と比べたら
どんなグラフなのだろうと思いました

何しろ

フルチューンKF18 PCX150と
2018 PCX150ハイブリッドの
持ち主は一緒ですので

気兼ねなく比較のグラフが出せちゃいます

グラフを見てちょっとワタクシ複雑な
気持ちでもあったりします


PCX150ハイブリッド

とってしまえば吸・排気・駆動系をチューン
したKF18とほぼ同じ加速になり

新型PCXは駆動系が大径化されているので
最高速付近がとても有利です

150ハイブリッド凄い

フルチューンしてきた車両がフルノーマル
に追いつかれそう って


先ほど書いたように新型PCXの駆動系は
ほんとに良くできているので


ノビシロがほとんどありません



駆動系のチューンを予定してますが
どれだけ発進加速を上げられるのか

中間の谷は解消できるのか

最高速付近のパワーは更に駆動系の
チューンで上げられるのか

苦戦しそうですが・・・頑張っていきます

日本に10台位?の希少車ですので
インターネットで調べても何も情報は
出てきません


探り探りやっていくしかありません

そんな中 先日 奇跡が





カスタムの為1台PITに入庫して
居たのですが なんともう一台 来店

買われたショップは一緒でオーナー様は
二人とも繋がっているので初対面では
ありませんが日本で10台くらいしか
居ないというウワサのPCX150の
ハイブリッド&リヤディスク仕様が
PITに2台入庫という奇跡



並べて写真を撮らせて頂きました



ETCの取り付けでPIT入庫との
事でした

という事で!
もう一台のPCXは早速 カスタムの為に
バラしていきます

PCX150ハイブリッド x リヤディスクは
ヘビーカスタムをするのは恐らく日本でウチが
初めての筈なので他に負けない様じゃんじゃん
情報をあげていきます

まぁ。。。情報発信したところで今の時点で
日本には10台位しか居ないウワサですので
参考にして下さる方が居ないという



メットインを外すと下にはハイブリッド
用のバッテリーが現れました

で で でかい・・・
まずは足もとからオシャレにして行きます

バラしてみてビックリしたのが


リヤディスク仕様のスイングアーム



超絶軽いです



色々と進化しているなと思いました



まずお目にかかる事はないと思いますが
リヤディスク仕様のケース内側

ドラム仕様のなごりがありますがディスク
仕様専用の設計になっております


国内PCXにどこまで移植すればリヤ
ディスク仕様にできるのかは謎です



さてさてまずはどんなカスタムが始まる
のでしょうか




今後もカスタム情報をレポートしていきます

パーツがなかなか 無くて・・・ トホホ
【和光2りんかん】
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